ハーレーにウインドシールドを用いるメリットや取り付け方法とは

ポリスハーレー

ハーレーはウインドシールドが付いていないモデルが少なくありませんが、これはハーレーの豪快かつ力強いイメージにウインドシールドは相応しくないとされているのが理由です。

アメリカの広大な荒野を疾走することを前提にして作られているハーレーは走行時に生じる強い風を強く感じることも楽しみ方のひとつです。そのため、空気抵抗を軽減する効果があるウインドシールドは楽しみを削ぐと見なされ、敬遠するハーレー乗りは少なくありません。
その一方でウインドシールドを取り付けたハーレーは長時間運転しても疲れにくい事実もあります。ウインドシールドの有無で乗り心地が変わるのは否定できないことから、愛車に改めてウインドシールドを取り付けるハーレー乗りは珍しくありません。

ウインドシールドを取り付ける方法は決して難しくありません。最初から純正のウインドシールドが付いているモデルの場合、フロントフォーク部分の金具にあるレバーを倒すだけでロックを解除することができます。ウインドシールドは金具で挟む形で固定されているので、その部分を緩めるだけで着脱が可能です。ハーレー用のウインドシールドはいくつものメーカーが販売していますが、いずれも金具で挟むだけでしっかりと固定できる作りなのでパーツ交換の経験が乏しい初心者でも簡単に扱うことができます。ハーレーのカスタムを練習する意味でもウインドシールドは自分で交換するのが最適と言えるでしょう。

金具のロックを外すのは容易ですが、逆に取り付ける際はしっかりとロックさせる必要があるので力を入れて金具を固定させる必要があります。走行中の脱落を防ぐためにもしっかり固定させることは大切ですが、力を入れてロックさせなければいけないので人によっては作業が困難です。そのため、交換作業に不慣れなうちはハーレーのカスタムを受け付けている専門業者にウインドシールドの取り付けをお願いするのが無難な対処法になります。
誰でも最初からすべてのパーツ交換がスムーズにできるわけではないので、不得手に感じる場合はプロに任せるのが正しい選択です。