ハーレーのオイルや電装パーツは純正を選ぶのが長持ちさせる秘訣

ハーレーダビッドソン

ハーレー乗りにとって愛車は自分の体の一部と同様であり、長く乗り続けたいと思うのが当たり前と言っても過言ではありません。パーツのカスタムやオイル交換などのメンテナンスを自分で行うハーレー乗りが多いのは、それだけ愛車への思い入れが強いためです。しかし、自分で愛車のお手入れを行っても使用するパーツや消耗品が適していなければ良い結果にはなりません。自分では愛車を労わっているつもりでも実際は余計な右端をかけてしまうケースは珍しくないため、カスタムやメンテナンスを行う際は十分に注意する必要があります。
交換するオイルやカスタム用の電装パーツはハーレーの純正を選ぶのが故障が少なく、長期間乗れる秘訣と言えるでしょう。

ハーレーに使用できるカスタムパーツやオイル類はハーレー以外のパーツメーカーなどで作られた物も少なくありません。純正よりも安価で購入できるため、出費を抑えるために他メーカーの製品を使う人もいます。法律で定められている安全基準を満たしているので即座に故障や事故を引き起こす心配はありませんが、ハーレーの性能を引き出すほどの品質には至らない事実も否定できません。

メーター類

馬力が強いバイクなので新しいオイルに交換してもすぐに汚れてしまいます。また、空気に触れることで酸化が進み、走らせなくても劣化が進みます。純正品のオイルなら汚れにくく、酸化もしにくい高品質なので交換の頻度が多くありません。オイルそのものは高額ですが、長持ちするので長期的に見れば安く済むと言えます。

バッテリーやスパークプラグなどの電装パーツもハーレーの走行性能を大きく左右します。ハーレー純正の電装パーツなら過酷な環境で使い続けても傷みにくいので安定した走りを楽しむことが可能です。品質が高いだけあって販売価格も高額ですが、愛車の性能を最大まで引き出しつつ、余計な負担をかけずに心地良く走らせることができるのはハーレー純正パーツならではの強みと言えるでしょう。
長持ちするのでメンテナンスの手間がかからないのも便利な点です。

ハーレーモデル

オイル類といっても大きく分けて、ハーレー純正オイルと社外メーカーが販売しているオイルの2種類があります。社外メーカーのオイルは代表的なもので3種類ほどあります。
オイルの選び方で迷っているのであれば、下記のページを参考にして自分のモデルに合ったオイル選びの参考にするとよいでしょう。

フィルターもハーレーのモデルごと、メーカーごとにわかりやすく紹介をされています。
年式やモデルについても記載されています。

ハーレーのエンジンに影響を与えるマフラーの構造

ハーレー

カスタムパーツの中でもエンジン音に大きな影響を与えるのがマフラーです。マフラーは、ハーレーのエンジン音を軽減するためにとりつけられている部品で、マフラーを装着することにより、日本で定められている法律の範囲内の音で、ハーレーが走行できるようになっています。
マフラーは、ハーレーのエンジンにつながっている排気口を外側から包むような形で存在する管状の部品で、排気口から直接排気をしないようにすることで、排気による騒音を低減することができます。ハーレーのような性能の高いエンジンを搭載している大型バイクでは、特にこのマフラーが重要な役割を果たし、騒音を抑制するために効果的に機能しています。

ハーレーのマフラーがエンジンの排気音を減少させることができるのは、マフラーの内部に排気音を減少させるための構造が採用されているからです。排気口から出た排気が大きな音を発生させるのは、ハーレーのエンジンから排出された気体が非常に高い温度と圧力を持っているからです。高温・高圧の排気を直接空気の中に排出してしまうと、排気が膨張してしまい、結果として大きな音が発生してしまいます。
このような騒音を防止するために内部が設計されているのがマフラーで、マフラーの内部には、排気口から排出された排気を冷却させることができるような設備が、各所に設置されています。

ハーレーマフラー

マフラー内で排気の圧力を減少させるために役立っているのが膨張室で、マフラー内に複数の膨張室を設置することで、効果的にエンジンで過熱された排気を冷却、減圧することが可能になります。排気がマフラーの出口から排出されるときには、温度も気圧も大幅に下げられているので、外気に触れても膨張しにくくなっていることから、大きな音も発生しなくなっています。
ハーレーのマフラーにはこのような優れた防音機能が備わっていることから、マフラーを交換するときには、防音効果の高いものを選んで付け替えることで、騒音を気にせずにツーリングを楽しむことができます。

ハーレーのエンジンオイル交換

ハーレーのオイル交換作業の中でも、エンジンオイルの交換は最も重要かつ、メジャーなメンテナンスの一つです。 ハーレーの心臓部、エンジン。

エンジンオイルは金属でできているここに薄く油膜を貼り、動きを円滑にするとともに摩耗を押さえ、ハーレーをより高いレベルで動かす手助けをしてくれます。 また、激しく動き続けるエンジンは、次第に熱を持つのですが、エンジンオイルはこれを冷却する作用を持っています。 さらには、オイルで油膜を張って、金属部分を空気に晒さない事で、酸化と錆を防ぐ事も。

外からの空気がエンジン内部に入り込むのを防いだり、エンジン内の不純物を取り除いたりする役割もあるなど、まさに獅子奮迅の働きをしています。 そんなエンジンオイルは汚れやすいので、こまめなオイル交換が求められます。

ハーレーのエンジンオイル交換

定期的にオイル交換を行う事で、常にその働きを維持し、マシンへの不要な負担を減らす事ができます。 ハーレーを良い状態で保管し続けるなら、絶対に欠かすことのできないメンテナンスです。